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精度の高いセキュリティを
グローバルレベルで提供 -
24時間365日の体制でグローバルレベルの監視サービスを提供するベライゾンのセキュリティオペレーションセンターは、富士フイルムがサイバーセキュリティの監視やインテリジェンスを強化するのに役立っており、海外の数多くの拠点で発生するインシデントの一元的な検知を可能にしました。これは従来の監視手法では不可能なことでした。
今や富士フイルムは、放置すれば脅威になり得るインシデントを早期にブロックできるようになったのです。
この結果、富士フイルムグループが目指すゼロトラストセキュリティ時代における将来のFUJIFILM SOCの実現を加速させることができました。
将来を見据え、
セキュアなデジタル環境を実現
サイバー上の脅威を取り巻く状況は急激に変化しており、これに対処するために企業は、既存のセキュリティインフラストラクチャの変更を迫られています。複数の拠点で事業を展開し、いくつもの子会社を有するある大企業でも、サイバーセキュリティの脅威をリアルタイムで瞬時に特定して脅威に対処するために、業務の可視化や柔軟性が必要になっていました。
富士フイルムは、4つのビジネスユニットで統一したセキュリティ体制を構築してセキュリティを強化するとともに、安全なリモートワークのための基盤を整備したいと考えていました。これを実現するためのソリューションが、ベライゾンのセキュリティオペレーションセンター(SOC)でした。
これまでは、日本国内の監視に重きを置く傾向がありましたが、グローバルでビジネスもネットワークも連携していますので、海外のオフィスも同じように監視することが課題でした。”
望月一佳氏
富士フイルムグループ ICT戦略部 マネージャー
(インフラ・セキュリティグループ セキュリティチームリーダー)

プロジェクトメンバー(左から) 田島佳織氏、高橋勝氏、渡邉健太郎氏、望月一佳氏、栗尾亮丞氏
既存のプラクティスを脅かす新たな脅威
富士フイルムはさまざまなセキュリティ上の課題に直面しました。

統一を欠いたセキュリティ
富士フイルムは、ビジネスユニットごとにそれぞれの組織体制や事業に合わせてセキュリティシステムを構築・運用してきたことから、グループ全体で統一されたセキュリティシステムを有しておらず、そのため、複雑な攻撃を効率よく検知したり、正常な通信に見せかけた悪意ある攻撃を特定したりと、インシデントに対して速やかに対応できる体制を構築できていませんでした。
私たちが求めたのは、24時間365日グローバルレベルで緊急事態に対応できるようにすることでした。そして次の優先事項は、高度化するサイバー攻撃を早期に検知し適切に対応できるようにするため、SIEM(セキュリティ情報イベント管理)を使用して潜在的な攻撃者の不審な挙動を統計的に特定・分析できるようにすることでした。”
渡邉健太郎氏
富士フイルムグループ ICT戦略部 統括マネージャー (インフラ・セキュリティグループ長)
インテリジェンスとノウハウ
グローバルに展開する複数のアドバンストセキュリティオペレーションセンターと6つのフォレンジックラボを通じ、ベライゾンは豊富な脅威情報を提供し、セキュリティイベントを数多く分析しており、富士フイルムが世界各国でサイバーセキュリティの監視やインテリジェンスを強化するのに役立っています。

富士フイルムが実際に経験した攻撃を基にセキュリティイベントを再現してSOCを適用し、ベライゾンのセキュリティの有用性を示して欲しいと、富士フイルムはベライゾンに依頼しました。

ベライゾンのSOCとSIEM基盤を利用したおかげで富士フイルムは、子会社のシステムにて保有するログを吸い上げられるようになり、各リージョンでの対応やリージョン間の連携を強化できるようになったのです。

富士フイルムグループは、不審な挙動や攻撃者の複雑な特徴を事前に把握する能力を高めることに成功しました。ベライゾンのサービスでは、イベントのモニタリングが可能であるほか、差し迫った脅威の警告も得られ、改善も進み、カスタマイズ可能なサービスも利用できるようになります。
以前はインシデントが発生してから問題に気づいていたのですが、今はSIEM基盤とSOCによるセキュリティログ監視ができるため、不審な動きを事前に特定できるようになりました。”
栗尾亮丞氏
富士フイルムグループ ICT戦略部 マネージャー
(インフラ・セキュリティグループ セキュリティチーム)
ベライゾンの
アドバンストセキュリティ
オペレーションセンター(SOC)
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